糒炊いた飯を水で軽くさらしてから

天日で乾燥させたもので、古くは炊き過ぎた米を保存するためにも利用された。また、米以外にも粟や黍の糒も存在していた。

軍坊令においては、兵士に対して1人あたり糒6斗と塩2升の携帯を義務付けている。

また、倉庫令には稲・穀・粟の保存期間を9年、その他雑穀を2年と規定しているのに対して糒は20年の保存期間が設定されている。

実際に現存する正税帳には糒の項目が記載されている。更に蝦夷征討に関連して宝亀11年(780年)に坂東諸国と能登・越中・越後の各国に対して糒3万斛の調達を命じている。
update:2010年01月28日